ナラ枯れ被害について
ナラ枯れとは…
森林病害虫である「カシノナガキクイムシ」が病原菌である「ナラ菌」を媒介、増殖させることで水の吸い上げる機能を阻害して枯死させる樹木の伝染病です。 ナラ類やシイ・カシ類以外の植物への影響が出た事例はなく、人体やほかの動物に影響はありません。ナラ枯れ被害は全国で平成22年度をピークに減少しておりましたが、令和元年ごろより東京都内でも急速に再拡大しました。現在も多くの樹林などの樹木に被害が出ています。
ナラ枯れ見分け方
・細かい木くずが木の根元周辺に大量に溜まっている (写真①)
・幹に小さな穴(直径1.5㎜~2.0㎜)が無数に空いている(写真②)
・夏期にもかかわらず葉が赤茶色をしている(写真③)
・冬期にもかかわらず葉が落ちていない
写真①
写真②
写真③
ナラ枯れは官民問わず早急な対応を
ナラ枯れ被害木は成虫が孵化脱出前の4月までには伐採し、焼却処分もしくは切株も含めた薬剤による燻蒸処理などを行う必要があり、伐採の時期が遅いと成虫が周辺の木に移動し病気を媒介させます。またナラ枯れ病に感染した木は枝が非常に折れやすく大変危険です。当社はナラ枯れ被害木の伐採及び虫害対策として山林内薬剤燻蒸処理の実績経験が豊富ですので、安心してお任せください。