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アタッチメントとは

「油圧ショベル」「ショベルカー」「ユンボ」「バックホウ」と様々な 呼び名がある重機の先端には「バケット」と呼ばれるショベル型のアタッチメントが取り付けられており、土などを救って積み込む作業を得意とします。簡単に説明すると重機本体が人間の腕だと仮定してみてください。食事をする際 多くの方は「箸」や「ナイフ」「フォーク」又は「スプーン」などの道具を使うと思います。例えばスプーンはスープなどをすくうのには適した道具ですが、切ったり、掴んだりする事はできません、また「箸」は掴んだりする事は得意ですがスープをすくう事はできません、重機も同じような物で一つの重機本体を買えば全ての作業が行えるわけではなく、その用途に適した道具（アタッチメント）を揃えなければ多種多様な作業を行えないのです。

各種アタッチメント紹介

• 「油圧回転フォーク」
  掴みたい物体に対し、挟む角度や掴む位置などを物体を動かしたり、あるいは重機本体の位置を移動しなくとも、重機の先端だけで掴む角度や位置を調節できる非常に万能なアタッチメントで「掴む」事に特化したアタッチメントです。（造園工・解体工・土木工で使用）

• 「油圧ブレーカー」
  面の状態で出現したコンクリートに鉄製の棒で突いて穴をあけるアタッチメントで、サイズを小さくしコンクリート圧砕機にバトンタッチします、「突く」 事に特化したアタッチメントです。（主に解体工で使用）

• 「コンクリート圧砕機」
  コンクリートの塊を油圧の力によって砕き小さくする「砕く」事に特化したアタッチメントです。圧砕機の中にも大割用と小割用が存在します。（主に解体工で使用）

• 「バケット」
  重機を購入すると付属しているアタッチメントで様々な業種で使用されています。バケットとは地面の掘削作業やトラックに土や砂の積込みを得意とします。「すくう」事に特化したアタッチメントです。（主に造園工・解体工）

• 「スケルトンバケット」
  バケットに敢えて穴をあけて、土や砂と混ざっていた場合コンクリート片のみをすくって回収するバケットです。「すくう」事に特化したアタッチメントです。（主に解体工で使用）

作業風景と重機